COLUMN
コラム
土地活用のヒントをつかむ方法
『未利用の土地を所有していて、毎年の維持費用がもったいない。』
そのようなときに土地の有効活用を考えますが、相談先で提案された内容をそのまま受け止めてもよい
か不安にも感じます。
土地活用の事業手法には全て自分で行うものや、業者さんや銀行さんにお任せするなどの方式の違いや
貸す方法としても土地のまま貸す、建物をたてて貸すなどの違いもあります。
ご自身で『土地活用のヒント』がつかめれば、相談先も具体的になりますし、不要な提案に目を向けな
くて済むので、より安心ではないでしょうか?
このコラムでは土地活用をご自身でも考えられる方法とその流れをお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、少しでも参考になれば幸いです。
kenny-eliason-2RRq1BHPq4E-unsplash-1024x683.jpg)
どのような活用の仕方をするのであっても、収入(地代・家賃)が成り立つものでなくてはなりませ
ん。貸す場合に要する初期費用を含めて、バランス良く資金計画をたてる必要があります。
また貸す場合にはその土地に適した貸し方があります。借りてくれる方があまりいない方法を選択して
しまうと収入を得ることができません。
建物をたてて貸す方法としては賃貸住宅や月極駐車場、貸店舗や貸事務所などが一般的です。ここでは
所有土地の立地や周辺状況を観察することによって、適した活用の仕方を見つける方法とその流れを解
説していきます。
〇 立地から考えてみる
所有土地の立地が『都心部』または『都市近郊』、『郊外地』にあたるのか、交通機関の利便性などを
踏まえて、人の集まり具合を考えてみます。
人の集まる場所ですと賃貸住宅や店舗、テナントビルなどの有効性が考えられます。反対に集まりにく
い場所でも、様々な事業用地としての有効性は考えることができます。
また土地の大きさによっても、活用方法の考え方は変わります。
〇 周辺にある建物を観察してみる
土地周辺の建物にはどの用途のものが多いのかを見てみます。最も多い用途の建物に利用者が見込まれ
そうです。
『住宅地』ですと「賃貸住宅」や「駐車場」が多いと思われます。アパートなどの場合、ファミリー
向けと単身者向けがあります。玄関ドアの間隔が広いとファミリー向け、狭いと単身者向けです。
『都心部』から離れるほどファミリー向けが多くなりますが、大学や専門学校が近隣にある地域などは
学生向けの賃貸も考えられます。それぞれ空室が多いようなら、あまり人気のあるエリアではないかも
知れません。
「駐車場」の場合、日曜日や祝日の朝早めの時間帯に駐車車両が多いと、利用者が多いのかもしれませ
ん。
『都心部』や『幹線道路沿い』ですと様々な用途の建物が見受けられると思います。そのときは最も少
ない用途の建物、空きの目立つ用途の建物を見てみます。例えば店舗が少ない、空きがあるのには利用
者があまりいない理由があります。
〇 不動産ポータルサイトを見る
不動産ポータルサイトなどで周辺賃貸物件を検索してみます。募集件数が少ないと人気があって満室
か、需要が無く物件自体が無いかのいずれかです。例えば「住宅」の場合、現地にファミリー向け住宅
が多くあったのに、募集物件が少なければ利用者が多い可能性があります。反対に募集物件が多いとき
は供給過多の可能性が考えられます。
また賃料も掲載されていますので、一定程度の家賃相場を知ることもできます。「住宅」であれば部屋
数ごとに〇〇円~〇〇円くらい、「店舗」などでしたら賃料/床面積で1㎡当たりの賃料が計算できま
す。(※築年数などによって賃料は変動します)
「駐車場」の場合ですと、私の自宅近くの例では、コインパーキング平日5日・1か月の利用料金と、
月極駐車場の賃料はほぼ同じです。
◎ まとめ
未利用地の土地活用の最大のメリットは、お金が出てしまう土地が収入を得ることのできる資産に変わ
ることです。
但し、採用方式や建物用途の違いなどによってのメリットとデメリットもありますので、このコラムを
参考に、ご所有の土地を生かすことのできるヒントをつかんで頂き、相談を進めて下さい。
ご自身の考えが相手様に伝わることで、よりよい提案もお受けできると思います。
