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COLUMN

2026.07.13
ご売却相談事例

不動産高額査定の罠を見抜く!損しない相場調査と会社選びのコツ

今回のご相談は、「不動産の査定額が思ったより高くて、信用してよいか判らないんですが?」です。

「うちの家が、思ったより何百万円も高く売れる!」不動産会社から提示された高額な査定金額を見て、嬉しくならないオーナーはいません。

しかし、ここに不動産売却の最大の罠が潜んでいます。

車やブランド品の買取とは違い、不動産の査定額は「その金額で買い取ってくれる保証」ではありません。何も知らずに高額査定だけで会社を決めてしまうと、数ヶ月後に「売れないから値下げしましょう」と言われ、結果的に相場より安く買い叩かれるリスク(干し行為)があります。

この記事では、不動産売却が初めての方に向けて、高額査定の裏側にあるリスクと、「自分で考える」「調べる」「人に聞く」という3つのステップで騙されないための防衛策をわかりやすく解説します。

まずは、なぜ不動産会社が相場より高い査定額を出してくるのか、その仕組みを「考える」ことから始めましょう。


車の売却であれば、査定額=買取額なので高いところに売れば得をします。しかし、不動産売却の多くは「仲介(ちゅうかい)」という仕組みを使います。

仲介とは、不動産会社が間に入って一般の買い手を探す仕組みです。つまり、査定額は「この金額なら売れるかもしれない」という不動産会社の予想に過ぎません。


不動産会社は、あなたと「媒介契約(売却活動を任せる契約)」を結ばない限り、1円も利益(仲介手数料)を得られません。

そのため、ライバル会社に勝ってあなたに選んでもらうために、わざと相場より高い金額を提示して気を引こうとする会社が後を絶たないのです。


1.高額査定を信じてA社と契約する。

2.相場より高すぎるため、数ヶ月経っても内見(見学)すら入らない。

3.担当者から「市場の反応がないので、300万円下げましょう」と提案される。

4.焦って値下げを繰り返し、結局は相場以下で売る羽目になる。

この悲劇を避けるために、提示された金額を盲信するのを一度ストップし、冷静に戦略を立てる必要があります。

高額査定が「適正」か「嘘」かを見抜く唯一の方法は、あなた自身が相場を知ることです。今の時代、プロが使うデータの一部はネットで簡単に調べられます。


まずは、SUUMOやLIFULL HOME’Sなどの大手不動産ポータルサイトを開いてみましょう。

あなたの家と「同じエリア」「同じ築年数」「同じ広さ」の物件が、今いくらで売り出されているかをチェックします。これが、購入を検討している買主が見ている「リアルな競合価格」です。

不動産の「実際に売れた価格」を調べられる、国土交通省指定の公的サイトがあります。それがレインズ・マーケットインフォメーションです。

ここでは、直近で近隣のマンションや一戸建てがいくらで取引されたのか、リアルな平米単価や成約価格を匿名データで閲覧できます。


もう一つ強力なツールが、政府が提供する土地総合情報システムです。過去に行われた実際の不動産取引価格をアンケートベースで公開しています。これらを使って、「自分の地域の目安は坪単価〇〇万円くらいだな」という感覚を掴んでください。

自分での調査を終えたら、次は「人(プロや周囲)」に話を聞いて、外堀を埋めていきましょう。


高額査定を出した会社に対して、嫌な顔をされるのを恐れずにこう質問してください。「この金額で売れる具体的な根拠(過去の周辺取引データなど)を見せていただけますか?」

●信頼できる会社: 「3ヶ月前に2軒隣の物件がこの価格で売れた実績があります」「現在、このエリアで物件を探している顧客リストが3組います」など、納得のいくデータを示してくれます。

●危険な会社: 「弊社のブランド力ならいけます!」「今、このエリアは人気ですから!」といった、根拠のない精神論や曖昧な返答しか返ってきません。


査定は必ず複数社に依頼してください。1社だけだと、その金額が高いのか低いのかすら判断できません。

まとめて依頼する際は、大手一括査定サイトのHOME4Uや、不動産会社の販売活動を可視化しているソニー不動産(SRE不動産)などを利用すると便利です。

各社の査定額を並べたとき、1社だけが突出して高い場合は、その会社が媒介契約欲しさに金額を盛っている(釣り上げている)可能性が極めて高いと判断できます。

【査定額の比較イメージ】
・A社:3,200万円(地元の売買実績に基づいた現実的ライン)
・B社:3,300万円(少し強気だが、交渉の余地あり)
・C社:3,900万円(★危険!根拠が薄い「媒介契約取り目的」の可能性大)

売却活動を成功させるために、査定額の高さではなく、「誠実さと売却力」で会社を選びましょう。以下のチェックリストを基準にしてみてください。

査定の根拠に数字と納得感があるか

デメリット(物件の欠点や売れにくいリスク)も正直に話してくれるか

囲い込み(他社に物件を紹介しない不正行為)をしないと明言しているか

エリア内の売却実績が豊富か

担当者とのコミュニケーションがスムーズで、信頼できるか

契約の種類を選ぶ際も、最初から1社に絞る「専任媒介契約」ではなく、複数の会社に同時に売却を競わせることができる「一般媒介契約」から始めてみるのも、高額査定の嘘を見抜く有効なアプローチです。

不動産売却において、「高い査定額を出してくれた会社=良い会社」では絶対にありません。

高額査定を提示されたときこそ、まずは一歩引いて、

【考える】 なぜこの金額なのか?契約を取りたいだけではないか?

【調べる】 レインズやポータルサイトで近隣のリアルな相場を見る

【人に聞く】 複数社のプロに根拠をぶつけ、担当者の誠実さを比べる

この3つのステップを徹底してください。あなたの大切な資産を守り、納得のいく取引を行うために、知識という武器を身につけて売却活動の一歩を踏み出しましょう!


仙台市・宮城県エリアの不動産売却ならネクストリンクにご相談ください

もし不動産会社選びや、手元の査定書の見方に不安があれば、遠慮なく教えてください。

具体的に,

「マンションか一戸建てか」

「築年数」

「どのエリアか」

などを教えていただければ、より詳しい相場の調べ方や、査定書を見る際のアドバイスをお伝えできます。

高額査定の甘い言葉を鵜呑みにして、一生の財産を買い叩かれるのだけは絶対に避けましょう。

少しでも不安なら、中立の立場で徹底サポートする「株式会社ネクストリンク」へ。プロの目線で嘘を見抜き、本当の成功へ導きます。


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